2014/07/10

Tromso Chess Olympiad Open Teams Composition


開催まであと3週間ばかりと迫ったトロムソのチェスオリンピアードですが、昨日、各国のオープンチームメンバーとリストが、公式HP で公開されました。女子は未公開で、もう少し待たなければならないようです。

Open Teams

1. ロシア 2767
2. ウクライナ 2714
3. フランス 2705
4. ハンガリー 2693
5. アメリカ 2686


リスト上位5か国はこの通り。だいたい世界ランキングと同じですね。Rapport が2700に乗り、リスト4につけているハンガリーは、大先輩であるSax への追悼の意を込めて、優勝を狙ってほしいと思います。Lenderman に代表入りしてほしかったアメリカは、Shankland でしたか... 日本は世界ランキングから多少落ちて、リスト99のスタートです。

今回、各国のメンバーをチェックしてみると、レイティング通りではないボード順の国が、ちらほら目につきます。上位勢ではアゼルバイジャンとアルメニア。2006年のトリノオリンピアードでブレイクしたアルメニアのAroanin は、1番をベテランAkopian に譲り、2番を務めるようです。ただし、オーストラリアは惇多くんが1番ボード、日本では同じく私が1番ボードとなっており、表記ミスである可能性もあります。これについては、連絡を取って確認してみることにします。

ただ、ボード順はさておき、5人のメンバーは各国ともに、公開されている通りで確定でしょう。悲しいことに、インドはNo.1 とNo.2 のAnand, Harikrishna ペアの名前がありません。ベストメンバーを揃えられない国は珍しくないですが、この戦力ダウンは痛いですね... 世界チャンピオンでなくなって初めての今回は、Anand が参加してもおかしくないと思っていたので、彼のプレーを見られないのは残念です。

いずれにせよ、メンバーが公開されたことで、いよいよオリンピアードも本番が近付いてきたという気がしますね。明日は台風の勢いが弱まるようであれば、様子を見てトレーニングに出かけてくる予定ですので、あと3週間、気合を入れて準備を進めていきたいと思います!

0 件のコメント:

コメントを投稿

Copyright © 2011 Shinya Kojima All rights reserved.